彼は、試験期間が終了したばかりということで練習不足
当日の半日のみの練習となった。
UF1という車は、軽いので、いかにタイヤをクリップさせるかが難しい。
アンダーを出して膨らんでいるときなど、イン側のリアタイヤが中に浮くほどである。
アップヒルからダウンヒルへ変わる時(上り坂の頂上あと)の荷重が抜けたときの
ブレーキングは要注意である。
今回のコースでは長いストレートあとのダートへの侵入が、まさにそれである。
安易にポンとブレーキを踏むと逆方向へ車が向いてしまう。
この事をわかっていなかったが、頼りになる「相棒」にそれを教わった。
ということで、これを克服すべく親子で練習
「ブレーキは、じわっと踏んで行け」
「ブレーキを2~3センチ踏んだところでちょっと待って踏み込め」
とか・・・感覚を言葉で説明するのは難しい。
なんとか彼に説明しながら親子で練習した。
2人とも、自車のエンジン音やスキル音を聞くためヘッドフォンをしている。
会話ができない。そこでSkype。
並んで座って、ネット経由の会話・・・
こうして何とか、スピンすることなく周回を重ねることができるようになった。
さて本番はどうなることやら・・・
横転しなければ何とか完走できそうだ。
彼には、
「他のレーサーに迷惑になりそうならすぐ観戦へ移動するように」
「スローイン、ファーストアウト、縁石注意」
と念を押してJOIN!!
レースが始まってしまえば、自分のことで精いっぱいなわけだが、
ストレートではチラ見で彼を確認。
意外に冷静に走っているようだ。
しかし、彼は序盤でタイヤに接触し右フロントを破損しているようだ。
ダートの出口は、右ギリギリに寄るが、前車の土煙りで見えにくいのだ。
そこには、タイヤブロックがある。
私もひやりとした。土煙りの練習までは出来ていない。がんばれ~
しきりに「ハンドルが軽い!」「曲がらねー」と言いながら走っていた。
横転リタイヤがでるなか、なんとか2人とも完走
ヒート1は29台中 私14位 彼25位
ヒート2は 私 7位 彼26位
寒いのに暖房も消して汗だくとなり楽しいレースだった。