アコースティックギターの材質

ローズウッド

ローズウッドとは別名紫檀(したん)とも呼ばれる木材
アコースティックギターではサイド、バックを始め、指板、ブリッジ等によく使われる木材
伐採、国際取引に規制がかかってしまったことが原因で、マホガニーに比べて高価な木材
低音がしっかり響き、中高音では綺麗で、高級感のあるキラキラしたような音が特徴でどんなジャンルにもしっくりくる、オールマイティな木材
この木材が使用されている代表的なギターはmartinのD-28

マホガニー

マホガニーはセンダン科の木材で、赤茶色な杢目が特徴
サイド、バックに使われることが多いが、ルックスや、サウンドでトップの板に使用される。
こちらも近年希少性が上がっており、「サペリ」といった木材で代用されることもある。
この木材が使用されている代表的なギターはGibsonのJ-45やMartinD-18
中音域が良く出力されるサウンドはマホガニーならではのサウンド
高級感のあるローズウッドに比べて、暖かみのある、優しいサウンドが特徴

サペリ

マホガニーの代用

エゾマツ

エゾ松は北海道全域を産地とするアコースティックギター素材で、 スプルースにとても似た音質を持つギター材で、トップ材に使用される。
スプルースに比べると軽快で透明感があるが芯のある倍音が心地よい。
ジャーマン・スプルースにもっとも近い。
YAMAHA FG-251に使用されている。

パリサンドル

ヤマハのギターでよく使われ、マダガスカルローズウッド系
YAMAHA FG-251に使用されている。